【日々のあれこれ、あてどなく。】

ジャンルに捉われず、自由に書いていきます。

言葉

洋画の邦題にみる、広告的センス。

最近観た、2つの映画にまつわる考察を書いてみる。ちなみにネタバレはない。①『アナと雪の女王』(原題"FROZEN")②『LIFE!』(原題"THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY")①の場合、原題のままのポスターをみて映画を観たいの思う日本人は、ディズニーファンを…

想像させる言葉「弥生」

一発で聴き惚れ、間違いなく去年一番突き刺さった一曲。 LACCO TOWERのわりと最近のナンバーから「弥生」。 ぴゅうと音を立てて 耳元通った風 突風に飛ばされぬよう いつしか手を取り合っていた きっとこんな風に 僕らは始まりだし 未来が曇らないよう 必死…

想像させる言葉「3月9日」

あまりにベタだけど、まさにその日なので。 青い空は凛と澄んで羊雲は静かに揺れる花咲くを待つ喜びを分かち合えるのであれば それは幸せこの先も 隣で そっと微笑んで 穏やかな春の情景に、小さな幸せを確かめたくなる。

想像させる言葉「月光浴」

今日は柴田淳の「月光浴」。コーヒーに月と星を浮かべて「おいしいね」と笑って夜空を全部飲み干したら あなたも消えたとても詩的で切ないフレーズ。彼女の曲にはもの悲しいものが多いけれど、その心地よい歌声ゆえに引き込まれてしまう。個人的な好みだが、…

想像させる言葉「愛の標識」

クリープハイプの「愛の標識」。 一段低い所に置き換えたシャワーが たまらなくこの上なく愛しかったよ 簡単に水に流せない思い出 鋭い着眼点!とか思ってしまうのは、もう職業病かなんかなんでしょうか(笑) 心地よいメロディーに、ちょっと切ない歌詞をの…

想像させる言葉「winter fall」

今日はラルクの「winter fall」。 雪原の大地に二人きりの吐息が舞う つないだ指先に大切な気持ちを覚えたよ 駆け出す世界に心奪われて 無邪気な瞳にゆれる 降り注ぐ雪は優しく笑顔包むから 僕は永遠を願った 恋におちて、 周りが何にも見えなくなっちゃう感…

想像させる言葉「終わりで始まり」

今日もamazarashiをピックアップ。最新アルバム『あんたへ』から「終わりで始まり」。いつか僕らが離れ離れになる その時だって笑っていたい塞ぎ込んだ過去も正しかったと 言い張るために笑っていたいそれだけでいつかの 叶わなかった夢も ただの過ぎた景色…

想像させる言葉「奇跡」

今日はamazarashiの「奇跡」を。 今夜生まれてくる命と 死んでしまう命 そして懸命に輝く命と 無駄に生き長らえる僕 「こんな夜は消えてしまいたい」とよく思うけど お前なんか消えてしまえ 何で今日まで生きてたんだ 無駄じゃないって思いたくて 此処まで無…

想像させる言葉「けもの道」

小学生のころからずっと聴いていて、今なお全く飽きさせないバンド、スピッツ。 彼らのたくさんある曲の中でも、今日は「けもの道」を。 あきらめないで それは未来へ かすかに残るけもの道 すべての意味を 作り始める あまりに青い空の下 もう二度と君を離…

想像させる言葉「はなびら」

今日はback numberの「はなびら」。 ちなみにこの歌、彼らのメジャーデビュー曲だったりする。 抱きしめても 春ははなびらのように 僕の腕をすり抜けて それでも忘れたくなくて 何度も何度も 巻き戻して 君ともう一回出会って もう一回恋したいんだって 今度…

想像させる言葉『その街のこども』

阪神淡路大震災から19年。 今日はこれに関連した、印象深いタイトルの『その街のこども』という邦画を紹介する。 その街のこども 劇場版 [DVD] 出版社/メーカー: トランスフォーマー 発売日: 2011/06/03 メディア: DVD 購入: 5人 クリック: 52回 この商品を…

想像させる言葉「Always」

今日はちょっとマイナーだけど、光永亮太の「Always」。『いつもふたりで』っていう、フジの連ドラ主題歌にこの曲が起用されてヒットしたけど、一発で終わっちゃったっぽい。惜しい人材だなーと思いつつ、ふと思い出したときにこの曲を聴く。幼い頃描いた 果…

想像させる言葉「ROCKSTEADY」

今日はストレイテナーの「ROCKSTEADY」を。僕らは進まなくちゃ 先を急がなききゃ足が言うことを 聞いてくれるうちに君らは残らなくちゃ 後を担わなくちゃ星が闇を 削ってくれるうちは初期の荒削り感もあいまって、歌詞が際立つ1曲。「なんでそんなに生き急い…

想像させる言葉「Yang2」

今日はavengers in sci-fi(以下、アベンズ)の「Yang2」。あなたを大人へ変えた手離して月まで裸足で迎えに来てアベンズの曲の中でも1、2を争うくらいに好きな曲。めちゃくちゃノれるアッパーチューンなのに、どこか儚いこの曲。とりわけ上記のフレーズを聴く…

想像させる言葉「茜色の夕日」

フジファブリックの「茜色の夕日」。君に伝えた情熱は呆れるほど情けないもので笑うのをこらえているよ後で少し虚しくなった東京の空の星は見えないと聞かされていたけど見えないこともないんだなそんなことを思っていたんだこれは僕の勝手な解釈だ。上で引…

古い語感を引きずった人

30代後半くらいの女性と、その夫による会話の断片から。どうやら、コンサートの日程について話していたようだ。「来年の(コンサートの)日程、インターネットで引けば、わかるよね。」そうか、この人にとっては「インターネット=辞書的な存在」なのかと思っ…

想像させる言葉「くだらないの中に」

今日は、星野源の「くだらないの中に」から抜粋。 首筋の匂いがパンのよう すごいなあって讃えあったり くだらないの中に愛が 人は笑うように生きる 「首筋の匂いがパンのよう」という発見がまず凄いし、それを「讃えあって」しまう二人の関係性も愛おしい。…

想像させる言葉「ありあまる富」

今日は椎名林檎の「ありあまる富」を。 僕らが手にしている富は見えないよ 彼らは奪えないし壊すこともない 世界はただ妬むばかり もしも彼らが君の何かを盗んだとして それはくだらないものだよ 返して貰うまでもない筈 何故なら価値は生命に従って付いてい…

想像させる言葉「一夜」

今日は、今年一番ハマったバンドLACCO TOWERの「一夜」を取り上げてみる。 本音を交わせずに 別れは不意に訪れて 悲しくてただ悲しくて やりきれない時もあったけど 輝く想い出と くすんだ過去が混ざりあい 他の何も 例えれない 物になった それが失恋や音信…

想像させる言葉「未来」

今日は、THE BACK HORNの「未来」。 粉雪白く 想いが積もる 小さな革命だった 君が肩に触れた 「粉雪」と「恋心」の重ね合わせ方が詩的で美しい。 また「肩が触れた」ことが、ある年齢では「革命」と呼んでも過言ではないという発見が素晴らしい。 ちなみに…

想像させる言葉「人生とは、美しいアルバムではなく〜」

今日は歌詞ではなく、名言的なものを載せてみる。最近ネットサーフィン(死語?笑)してて見つけた言葉。読んだ瞬間、完全にハートを持っていかれた。人生とは、美しいアルバムではなく、撮れなかった写真だと思う。この名言はどうやら、フジテレビのバラエテ…

想像させる言葉「Dream Fighter」

気まぐれと言いつつ、2日連続で「想像させる言葉」シリーズを書いてみる。今日はPerfumeの「Dream Fighter」。ねぇ みんなが言う「普通」ってさなんだかんだで実際はたぶん真ん中じゃなく 理想に近いだけど 普通じゃまだもの足りないのヤスタカさんの洞察力…

想像させる言葉「愛のかたまり」

自分でもびっくりするくらい一貫性のないテーマを扱うブログだ(笑) さて、続くかどうかはわからないけれど、“想像させる言葉”シリーズという不定期連載(?)を始めてみようと思う。 ピンときた言葉や頭から離れない印象的なフレーズを取り上げていく。 ジ…

アナログな言葉

「ダビングいつ終わる?」 最近、電車の中で聞いた会話の断片だ。 話しているのは女子中学生と思しき2人組。 どうやら貸したCDの話をしているようだった。 もはや死語と化した「ダビング」という言葉を、自分の一回り近くも下の子たちが普通に使っているのが…