想像させる言葉『その街のこども』
阪神淡路大震災から19年。
今日はこれに関連した、印象深いタイトルの『その街のこども』という邦画を紹介する。
阪神淡路大震災の15年後をドキュメンタリータッチで描いた作品。
元々はNHKのドラマだったものが、後に劇場版化された。
ストーリーは以下のような感じだ。
神戸育ちの若者2人が追悼式典の前日に帰郷し、ひょんなことから一緒に一夜を過ごすことに。
震災があったことすら感じさせないくらいきれいに復興した街並みの中を、当時のことを振り返りながら夜通し歩いていく。
赤の他人であった2人は次第に打ち解け合い、それぞれの心の傷に向かい合っていく。
淡々としかし力強く進んでいく物語は、観応えあり。
重いテーマを扱っているが、暗い気持ちになることなくエンドロールに向かえるはず。
TSUTAYAなどでもレンタルできるので、この機会にぜひ。