想像させる言葉「奇跡」
今日はamazarashiの「奇跡」を。
今夜生まれてくる命と 死んでしまう命
そして懸命に輝く命と 無駄に生き長らえる僕
「こんな夜は消えてしまいたい」とよく思うけど
お前なんか消えてしまえ 何で今日まで生きてたんだ
無駄じゃないって思いたくて 此処まで無理して走ったんだ
この先もそうするつもりだよ それも無駄になったらどうしよう
「こんな夜は消えてしまいたい」とよく思うけど
今終わったら全部が無駄で 何か残したくて生きる
正解でも 間違いでも それが分かるのはどうせ未来 今は走るだけ
今回は歌詞の細部がどうのって話はせずに、この曲を例にバンドの魅力をお伝えできたらいいなと思う。
最新アルバム『あんたへ』はちょっと明るくなりすぎちゃった感もあるが、この頃の曲は絶望と希望のバランスが絶妙だ。
THE BACK HORNとかとはまた違ったタイプの死生観を歌うamazarashi。
今っぽい鬱々しさや生きにくさ、閉塞感に強く惹きつけられる。
純粋にメロディーも綺麗だし、ヴォーカルの秋田ひろむさんの耳にこびりつくタイプの歌声もクセになる。
明日はずっと楽しみにしてた、彼らのライヴ。
演出もかなり力をいれているバンドなので、今からとても楽しみ。