数独おじさん
通勤電車に乗っていると、数独を解いているおじさんをだいたい1人は見かける。
ソーシャルゲームやってる人よりは遥かに仕事ができそうだけど、そんなにのめり込むものなのかとも思ってしまう。
僕も何度か数独をやったことがあるので、スルスル解けた時の快感みたいなものは分かる。
ただ、冷静に考えてみよう。
数独ブームがあったのが、もう7、8年くらい前。
脳トレブームの派生みたいな感じで、日本に広まった覚えがある。
みんながみんな、毎日欠かさず数独をやっているおじさんだとは思えないが、ブームが去った今でも解いているということは、ある程度コンスタントに楽しんでいるのだろう。
なるほど、たしかに数独本を買ったところでたかだか数百円だ。
それで何日も、下手したら1ヶ月くらいは遊べる。
鉛筆1本あればどこでも遊べて、なおかつ頭の活性化にもつながる。
強者に関して言えば、一度書き込んだ数独本を消しゴムでリセットして、くしゃくしゃになったものを握りしめていることも。
何が世のおじさんサラリーマンたちを数独に惹きつけているのか、今日も不思議で仕方ない。