【日々のあれこれ、あてどなく。】

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業界研究、百貨店について1

少しでも就活生のお役に立てればということで、今回は百貨店業界の「基本のき」を一問一答でまとめてみる。

 

 

①そもそも百貨店って?

有名どころで言えば、「伊勢丹」や「髙島屋」などが挙げられる。

文字どおり、食品・ファッション・宝飾品・家具や絵画に至るまで、百貨(なんでも)がそろっている。




②「ルミネ」や「マルイ」は百貨店じゃないの?

「ルミネ」や「マルイ」などは、いわゆる「駅ビル」。




③じゃあ、「駅ビル」と「百貨店」の違いって?

(昔ほどではないにせよ)接客や商品知識のレベルが違う。

また、百貨店はセルフサービスではなく、売り場の販売員がお買い物のお手伝いをしてくれる。

もちろん、お客様のタイプを見分けて、それぞれに合ったアプローチの仕方で案内してくれることが多い。

そして一番の違いは、前者は売り場が全てだが、後者には売り場のほかに「外商」というシステムがある。

この「外商」こそが、百貨店の売上げの多くを占める、大切な存在だ。




④じゃあ、「外商」って何?

言うなれば、VIPのお客様。

富裕層の個人だったり、法人だったりする。

実店舗での手厚い接客はもちろんだが、そのほかにも外商担当の社員がご自宅に直接出向き、おすすめ商品や限定アイテムなどをご紹介したりもする。

また、外商顧客限定のクローズドイベントや新作発表会なども開催される。




⑤百貨店の中にも種類があるの?

大きくわけて、2つのタイプがある。

「伊勢丹」や「髙島屋」、「三越」などの呉服屋系と、「西武」や「東急(呉服屋系でもある)」、「阪急」などの電鉄系。

前者はもともと着物などを扱う呉服屋としてスタートした、伝統的な百貨店。

そして後者の母体は、鉄道会社。

自社の鉄道網を活用して、渋谷や新宿、池袋といったターミナル駅を中心に出店をしている。

駅チカの好立地で、沿線住民を中心に広域から集客できる強みがある。

 

 

とりあえず、今日はこんなところで。

また後日、続きを書いてみる。