気楽に生きるための、たった2つの魔法の言葉。
どうにもこうにも息苦しい時期があった。
(または、生きにくかったと言ってもいいと思う。)
そんなときに、自分の中で見つけた言葉が次の2つ。
①Who cares?
②Be nice!
以下、詳しく述べてみようと思う。
①Who cares?
直訳すれば「誰が気にするか」といったところ。
「まぁ、いっか」くらいの意味合いで使っている。
自分は絶えず他人の目を気にしなければいけない環境で育ってきた方だと思う。
だから、必要以上に「周りがどう思うか」とか、そういったことを考えてきた。
そしてそれがときに苦痛でもあった。
実際のところ、世の中の人は他人にそれほど興味がないと思う。
誰もあなたのことなんか見ていない。
そう考えると肩の力がすっと抜ける。
躊躇していた一歩を踏み出せる。
②Be nice!
これは文字どおり「感じよく」という意味。
普段から接する家族や友だち、学校・職場の人はもちろんだが、それ以上に直接自分の利害関係にない人に対してこそ実践すべきことだと思う。
たとえば、コンビニやスーパーのレジ打ちをしてくれた人に対して。
残念なことに、黙っていてもお金さえ払えば買い物はできる。
その結果、感じの悪い客も多い。
詳しいことはまたの機会にしようと思うが、とにかくその時に少しの気遣いをするだけで関係性がぐっとよくなる。
おつりやレシートをもらったときに「ありがとうございます」とひと言添える。
たったそれだけのこと。
いやいやオレがお金を払って買い物をしているんだから、「ありがとうございます」と言われるのは当然としても、逆に感謝する筋合いはないという声も聞こえてきそうだ。
二度と会うことのない店員と客の関係性かもしれない。
それでも、お互い気持ちよく接するに越したことはないと思う。
たとえば、外食をしたときに対応してくれたスタッフに対して。
よほどのことがない限りは、店を出るときに「ごちそうさまです」と一声かける。
そこが一流レストランであろうと、チェーンの居酒屋であろうと、牛丼屋であろうと関係ない。
味がよければ「ごちそうさまです。おいしかったです。」と続ける。
とてもいいサービスだった・気に入ったと思えば、「ごちそうさまです。おいしかったです。また来ます。」といった具合に感謝の気持ちをたっぷりと伝える。
これらも動機としてはコンビニやスーパーのケースと同じだ。
さてさて、①で言っていることと矛盾するようだが、他人はあなたの何気ない仕草を見ている。
あなたに関心がなくても、あなたの仕草は意外とチェックされているのだ。
加点評価を受けるのは難しいが、減点評価はすぐにされてしまう。
だから思考や行動決定をする際には①のWho cares?を念頭に置き、実際に何か振る舞うときに②のBe nice!という言葉を意識するようにしている。
とかいいつつも、他人に与える印象は副次的なもので、あくまでメインは「お互い気持ちよく接する」ことだ。
ちなみにタイトルの「気楽」とは、①では「気持ちが軽くなる」くらいの意味合いで、②では「気分が晴れる/楽しくなる」といったところ。
(我ながら、言い訳がましいなw)
やりたいことをやって、好きなひとたちと仲良く暮らせたら最高だ。
人生はバランスだと思う。
上手に(都合よく)考え方をスイッチさせて、今日も楽しく生きていきたい。