働くとは、いい顔をつくること。
「ビール片手に楽しめる街の本屋」というコンセプトで、下北沢で営業しているB&Bのイベントに参加してきた。
ちなみにこちらの書店、アルコールやコーヒーなどを飲みながらリラックスして本を選べるほか、日替わりでトークショーや朝活英会話なんかもやってたりする面白い場所。
今日のテーマは「2014コピーライターズサミット」。
残念ながら、内容については口外厳禁なので、ここには書けない。
うんうんと共感できる話から、「そうかそんなことを考えているのか」とちょっと驚く話まで、濃厚な2時間ちょいだった。
中でも印象的だったのが、みなさん揃っていい顔で、仕事のことやこれからの展望について語られていたこと。
いい顔つくるために、いい仕事しようぜ!
というものがある。
いい顔が指す対象は3つ。
1つ目は自分が関わった広告を見て、お買い物をなさる「お客さま(生活者)」。
商品やサービスの魅力を限られたスペースの中で上手く伝達できた結果、お客さまに満足だったり、よりよい暮らしを届けられたりすることが作り手としてはこの上ない幸せだ。
2つ目は「クライアント(企業の宣伝部だったり販売促進部の担当者)」。
オリエンテーションのときにいただいたリクエストに沿いながらも、よりよい広告づくりができると、笑顔で「◯◯のコピー、部内でも好評でしたよ!」とか、「おかげさまで予想外の人気で、◯◯が完売しちゃいました!」といったお褒めの言葉をかけていただける。
もちろん、「前年比◯%で売上げアップしました!」という形で数字のフィードバックをいただくこともある。
最後に一番大切な「自分」。
綺麗事を抜きにすると結局、自分が楽しんで仕事をしているのが一番いいことだと思う。
作り手がワクワクしながら、高みを目指しながら作っていれば、必ず完成品のどこかにそのカケラを見てとれる。
逆に「こんな案件」と思えば、それ相応のクオリティーで終わってしまう。
今日お話を伺ったみなさんが、まさに「いい顔をつくるために、いい仕事をしている」気がしたのでエントリーに書いてみた。
やっぱり「好きを仕事にしている」人って絶対的に強いと思うし、なんだかんだ言いながらも幸せそうだ。
裏を返せば、「転職したい」、「会社辞めたい」って言っている人たちは、一様に目が死んでるし、疲労感に満ちている気がする。
明日は、連休明けの初日。
ちょっと辛いけど、「いい顔つくるために、いい仕事しようぜ!」。